今更聞けない「格安SIM」の基本

意外に知らない格安SIMのこと

格安SIMが安いということはご存知の方は多いと思いますが、
それ以外のこととなるとあまり知らないという方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな意外とよく知られていない格安SIMについて解説していきたいと思います。

格安SIMには機能面で分けると大きく二種類に分類されます。
一つ目は「データ通信専用の格安SIM」で「090」「080」から始まる
携帯電話番号を使っての音声通話がおこなえません。そのため、
2台目以降向きの格安SIMとなります。

二つ目は「音声通話対応の格安SIM」で従来通り「090」「080」「070」の番号で
通話発着信やSMS送受信が可能です。月額料金はデータ通信専用SIMよりも
数百円から1,000円ほど高くなります。

機能面で分類すると以上2点に分けられます。
また格安SIMは、自身が現在所有しているスマホが
格安SIMに対応していれば新しく端末を購入することなく
SIMカードの変更のみで格安SIMを利用することができる場合もあります。

ほとんどの格安SIM会社(MVNO)はドコモの通信回線を利用して
通信サービスを展開しています。これが意味することは、ドコモのSIMカードを
利用している端末であればほとんどの格安SIMを利用することができるということです。
逆に言えばau、ソフトバンクのSIMカードを利用している端末では新たに
格安SIMに対応している端末も購入する必要がある可能性が高いです。

ただ例えあなたのスマホがドコモのSIMカードを利用していたとしても
100%格安SIMに対応しているわけではありません。

自身のスマホが格安SIMに対応しているかを調べる際には、
SIMを提供している企業サイト上で調べることも可能ですので
お手持ちの端末をチェックしてみましょう。
格安SIMサービスを展開している企業のホームページ上では、
キャリアと格安SIMを比較した月々の料金表などが記載されていることが
多いため、乗り換える際に参考にしてみるのも良いでしょう。

以上、格安SIMについてあまり知られてはいないであろう項目について
ご紹介させていただきました。格安SIMを検討する際の一つの基準になれば幸いです。